大都市に内在するリスクの下で,人々はいかに労働と生活を維持しているのか.格差構造の下,都市下層民にとっての「成功」とは何を意味するのか? 精緻化を極める開発経済理論が看過したリスクと格差に着目し,バンコクを舞台として,コミュニティに潜在する力を多彩なフレームワークとコミュニティ調査からヴィヴィッドに描き出す.(京都大学学術出版会ホームページの内容紹介より)

関連リンク:
京都大学学術出版会
https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784876989867.html

書評
・『アジア・アフリカ地域研究』2011年 第11-1号、pp.57-60. 評者:小川さやか氏
・『国際開発研究』Vo.20,No.2(2011年11月)、pp.129-131. 評者:受田宏之氏
・『地域経済学研究』第23号(2012.1)、pp.103-107. 評者:山本圭一氏
・『資本と地域』第8号(2012年3月)、pp.57-58. 評者:岩佐和幸氏